ORFの歴史

大歩危(おおぼけ)リバーフェスティバル ヒストリー

四国の大河・吉野川

大河・吉野川は世界中のアスリートたちから「スーパービューティフル」と称された、美しいエメラルドグリーンの水と2億年の時が作った深い渓谷・渓陵(大歩危・小歩危)を有し、他に類を見ない一級河川です。
このエメラルド色に輝く美しい川では、ラフティングと呼ばれるウォータースポーツが盛んに行われています。
ラフティングとは8人から10人乗りの特殊なゴムボートに乗り、パドルを持ち力を合わせて漕ぎ、急流を下っていくスポーツです。
昨今では下っていく川も一般的な穏やかな流れより白く泡立つほど波が立つ激流のある川が主流となっています。
吉野川にはその激流がたくさんあり、さらに水も美しく水量もあり、まさに世界レベルの川と言えます。

ラフティングの発祥とその楽しみ方

ラフティングは19世紀~20世紀前半にアメリカのコロラド川探検のために初めて使用され、日本では1977年に関東地区の大学が探検部での活動として選び、日本リバーアドベンチャー選手権を開催したのが始まりとされています。
吉野川では約1985年に4つの会社の各代表がカヌーで吉野川を下り、「この川はラフティングにぴったりだ」と確信し、その頃から急激にラフティングを楽しむラフターとラフティングカンパニーが増加しました。
このラフティングを楽しむには、ふたつの方法があります。
ひとつはリバーガイドとともに川を下る、ラフティング・ツアー。(コマーシャルラフティングとも呼ばれます)。ラフティングに最適な激流には危険が伴いますので、参加者はラフトカンパニーが開催するツアーを利用して安全に快適に楽しめます。
もうひとつはレースラフティング。こちらはプロのアスリートがチームごとにタイムを競います。
最近では、三好市吉野川の下流にあるイケダ湖で、静水で流れの少ない水面でのフラットラフティングという三好市ならではの楽しみ方もはじまっており、小さな子どもたちから誰でも安全に楽しく自分たちの力でラフトボートを漕いで楽しめるので、大学、企業などが研修、サークルなどで訪れています。

日本のラフティングチームの活躍

日本のチームは1999年南アフリカのオレンジ川で開催された、キャメルホワイトウォータ ーチャレンジが初の参加となりました。
この水上で結成されたRAPID MASTERSがのちにチームテイケイ(2002年結成)となり、これを機にラフティングが普及し始め、国内でのレースも開かれるようになりました。
このとき世界ではまだまだ欧米勢が中心でしたが、2007年に吉野川で結成された女子ラフティングチーム リバーフェイスが2009年開催のボスニアヘルツェゴビナ大会で初参戦でダウンリバー優勝という快挙を成し遂げて、準優勝となりました。男子ラフティングチ ームのチームテイケイも総合2位で男女ともに表彰台に上がりました。 この快挙を徳島新聞が大きく報道し、三好市の吉野川とラフティングに光が当たり始めたのでした。

女子ラフティングチーム RiverFaceとの出会い

WESTWEST内のカフェスタッフにある日、紹介されたのが彼女たちとの最初の出会いでした。仕事をしながら毎朝5時から冬でも練習していること、世界中で行われる大会に参加するための渡航費や全ての経費を自分たちで捻出していること、そしてたとえ優勝しても賞金はなく、メダルと名誉のみであること。そして、それでも大好きだから続けているのだということ。それを知り、即座に応援することに決めました。その考えに賛同してくれたデザイン事務所・MSIデザインにロゴを作ってもらい、お揃いのユニフォームTシャツを作りました。
彼女たちのラフティングに向ける真摯な姿勢に多くの人が心を打たれたからです。

大歩危リバーフェスティバル誕生

ラフティングカンパニーが増え始めたころ、長くこの地域で建設業を営んでいた地元有力企業が観光業に新しく進出して立ち上げた複合観光施設【River Station WESTWEST】(リバーステーション ウエストウエスト)がオープン。
そしてこの施設にラフティングカンパニー(有)サファリより、「川のイベントをしたいが地域の人との橋渡しをしてくれないか」と打診がありこれをRiver Station WESTWESTが快諾。ともにラフティング、ひいてはウォータースポーツを広めたいと気持ちを同じくした各ラフティングカンパニーと連携し、地域の皆さんのご理解とご協力を得て、たくさんの賛同者を得ることができました。土地柄ですが、もちろん妖怪にも賛同してもらいました!妖怪の世界にも、なんと世界妖怪会議なるものがありまして、どちらが先に世界大会を誘致できるか協力し合おうとなりました。
賛同者と何度も会議を開き、世界大会を日本の吉野川に誘致すること、吉野川の環境保全、スポーツツーリズムを活かした地域の活性化を3本の柱とした大歩危リバーフェステ ィバルを立ち上げました。すぐさま事業計画を作成し、当時の市長に提案したところ、今まで川のイベントはひとつもなかったので是非とも実現してほしいとの返答を受け、今に至ります。

ラフティング世界大会までの道のり

第1回大歩危リバーフェスティバル

2008年(平成20年)

5月24日 ダウンリバーレース
5月25日 スプリントレース(増水のため中止)
急遽エキシビションマッチ開催
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【レース結果】
ダウンリバー (参加チーム 13チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
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記念すべき第1回大歩危リバーフェスティバルは、地元の人も多く参加し楽しめるイベントとなりました。
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【イベント】
山城中学校ブラスバンド演奏
体験ラフティング
大歩危マルシェ(地元物産市)
この日に怪遺産認定式と妖怪パレード開催
日本で2番目に四国の秘境・山城が怪遺産の地として認められ、水木しげる会長の代理として京極夏彦氏が来場し認定式が盛大に行われました。
※日本での最初の怪遺産の地は、鳥取県境港市です。ご存知、水木しげる会長の出生地ですね!山城町には子啼きじじいの伝承が残っています。

第2回

2009年(平成21年)

4月25日 ダウンリバーレース
4月26日 スプリントレース
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【レース結果】
ダウンリバー (参加チーム 18チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
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スプリント(参加チーム 12チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
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【イベント】
妖怪パレード
体験ミニラフティングツアー
体験ラフトボートに乗ってみよう
鮎の放流体験
大歩危マルシェ(地元物産市)

第3回

2010年(平成22年)

5月22日 ダウンリバーレース
5月23日 スプリントレース
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【レース結果】
ダウンリバー
4人制(参加チーム 16チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
6人制 (参加チーム 12チーム)
優勝 西部(男女混合成績)
準優勝 リバーアドベンチャークラブ
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スプリントレース
4人制(参加チーム 6チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
6人制 (参加チーム 4チーム)
優勝 チキンハーツ
準優勝 真・オデッセイ2010
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【イベント】
山城中学校ブラスバンド演奏
妖怪パレード
体験ミニラフティングツアー
体験ラフトボートに乗ってみよう
鮎の放流体験
大歩危マルシェ(地元物産市)

第4回

2011年(平成23年)

5月21日 ダウンリバー、スラロームレース
5月22日 スプリントレース
第4回開催とともに本格的に世界大会誘致のため、レース種目を増やしました。
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【レース結果】
ダウンリバー
4人制(参加チーム 2チーム)
優勝 アクロス
準優勝 ラフティングチームO.I.U
6人制 (参加チーム 14チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
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スプリントレース
4人制(参加チーム 5チーム)
優勝 アクロス
準優勝 ラフティングチームO.I.U
6人制 (参加チーム 5チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)準優勝 THE RIVER FACE
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【イベント】
山城中学校ブラスバンド演奏
妖怪パレード
体験ミニラフティングツアー
体験ラフトボートに乗ってみよう
鮎の放流体験
大歩危マルシェ(地元物産市)
みよし市B級グルメフェスタ

第5回

2012年(平成24年)

5月26日 ダウンリバー、スラロームレース
5月27日 スプリント
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【レース結果】
ダウンリバー
4人制(参加チーム 7チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)準優勝 THE RIVER FACE
6人制 (参加チーム 10チーム)
優勝 グラティアス(男女混合成績)
準優勝 オデッセイ・ファイナル
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スラローム
4人制(参加チーム 5チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
6人制 (参加チーム 4チーム)
優勝 グラティアス
準優勝 ちーむれでぃーす
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スプリントレース
4人制(参加チーム 5チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 アクロス
6人制 (参加チーム 8チーム)
優勝 グラティアス(男女混合成績)
準優勝 TOPS
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【イベント】
山城中学校ブラスバンド演奏
妖怪パレード
体験ミニラフティングツアー
体験ラフトボートに乗ってみよう
鮎の放流体験
大歩危マルシェ(地元物産市)

第6回

2013年(平成25年)

10月5日 ダウンリバー、カヤッククロスレース
10月6日 スプリントレース
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【レース結果】
ダウンリバー
4人制(参加チーム 5チーム)
優勝 アクロス(男女混合成績)
準優勝 チームT・K
6人制 (参加チーム 9チーム)
優勝 THE RIVER FACE(男女混合成績)
準優勝 チーム オデッセイ
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カヤッククロス
エキシビションのため、勝敗なし
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スプリントレース
4人制(参加チーム 6チーム)
優勝 アクロス(男女混合成績)
準優勝 チーム オデッセイ
6人制 (参加チーム 8チーム)
優勝 THE RIVER FACE(男女混合成績)
準優勝 チーム河豚
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【イベント】
山城中学校吹奏楽部演奏会
妖怪パレード
妖怪バンド演奏
妖怪法螺吹き隊
ラフトボートに乗ってみよう
大歩危マルシェ(地元物産市)
インターネットライブ配信

第7回

2014年(平成26年)

5月24日 ダウンリバーレース
5月25日 スプリント、ラフティングクロスレース
この年の12月に日本レースラフティング協会と共同作業で世界大会立候補申請書類を提出しました。
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【レース結果】
ダウンリバー
4人制(参加チーム 7チーム)
優勝 アクロス(男女混合成績)
準優勝 ベッチ
6人制 (参加チーム 6チーム)
優勝 HOP STEP TOPS(男女混合成績)
準優勝 拓ちゃんJAPAN
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ラフティングクロス
4人制(参加チーム 5チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
6人制 (参加チーム 4チーム)
優勝 グラティアス
準優勝 ちーむれでぃーす
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スプリントレース
4人制(参加チーム 7チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE
6人制 (参加チーム 6チーム)
優勝 優しいゴリラ(男女混合成績)
準優勝 ファイトクラブ
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【イベント】
山城中学校吹奏楽部演奏会
妖怪パレード
妖怪バンド演奏
妖怪法螺吹き隊
体験ミニラフティングツアー
ラフトボートに乗ってみよう
ジャグリングショー
鮎の放流体験
大歩危マルシェ(地元物産市)

第8回

2015年(平成27年)

6月20日 スプリント、ヘッド2ヘッドレース
6月21日 スラローム(全日本選手権のみ)、ダウンリバーレース
この第8回でラフティング世界大会の書類審査が受理され、現地の視察のため世界ラフティング協会会長のジョー・ウィリー・ジョーンズ氏が訪れました。
そして6月21日、多くのアスリートと来賓、関係者、報道者の前で世界大会開催が決定されました。
ジョー・ウィリー・ジョーンズ氏曰く、現地の自然や景色が大変美しく、またレースを運営しているリバーガイドの動きも素晴らしい。
そしてこの大歩危リバーフェスティバルは地域の人々が参加しており、とても温かいイベントで世界大会をするのに相応しい環境であると絶賛した。
また第2回全日本ラフティング選手権を兼ねて開催されました。
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【レース結果】
スプリントレース
4人制(参加チーム チーム)
優勝 アクロス(男女混合成績)
準優勝 ベッチ
6人制 (参加チーム 7チーム)
優勝 HOP STEP TOPS(男女混合成績)準優勝 拓ちゃんJAPAN
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ヘッド2ヘッド
(参加チーム 8チーム)
優勝 チームT・K(男女混合成績)
準優勝 ガオ
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ダウンリバー
6人制 (参加チーム 19チーム)
優勝 アクロス(男女混合成績)
準優勝 HappyHolic
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【イベント】
世界選手権招致決定セレモニー
体験ラフティング
ラフトボートに乗ってみよう
鮎の放流体験
大歩危マルシェ(地元物産市)

第9回

2016年(平成28年)

5月29日 ダウンリバーレース
この年の10月8、9、10日にラフティング世界大会のプレ大会を開催し、国内外の19チーム(約130人)が参加し、気迫のレースを繰り広げました。
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【レース結果】
ダウンリバー
6人制 (参加チーム 17チーム)
優勝 チームテイケイ(男女混合成績)
準優勝 THE RIVER FACE

第10回

2017年(平成29年)

5月20日 ダウンリバーレース
10月に迫ったラフティング世界選手権のPRのために、徳島県のゆるキャラ・すだちくんがラフティングレースに参戦! THE RIVER FACEと同じボートに乗り込み、力強く漕ぎ、第一位になりました。
レースの後はスタジオファンの皆さんとすだちくんダンスを踊りました!
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【レース結果】
ダウンリバー
(参加チーム 7チーム)
優勝 レディースアクロスwith T・K(ORFカテゴリー男女混合成績)
準優勝 からしれんこん

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2017年10月2日から10日まで、日本初のラフティング世界選手権が吉野川で開催されました。
大歩危リバーフェスティバルが始まって10年の月日を経て、たくさんの吉野川を愛する人々の力でラフティング世界選手権の誘致ができました。開催中は官民一体となり、天候に恵まれ事故もなくレース運営に遅れもなく、大盛況のうちに幕を閉じました。
多くのアスリートから「スーパービューティフル吉野川」という言葉をかけてもらい、三好市ならではのおもてなしを大変喜んでいただきました。
市内で行われたアスリートのパレードには3,000人もの人々が集まりました。そして、妖怪たちが法螺貝に合わせ、阿波踊りを踊ったり保育所の小さな子供たちも手を振って歓迎しました。アスリートたちからは「こんな楽しいパレードは初めて」と絶賛されました。
パレードに参加した市内高校生が「こんな田舎で世界選手権ができることを誇りに思います」と言ってくれたことがとても印象に残っています。この言葉はこの大会とこの地域の未来への光だと思いました。
この光をいつまでも輝き続けられるように、私たちはたゆまぬ努力をしていかねばならないと改めて心に刻みました。
そして、令和元年2019年に大歩危リバーフェスティバル第11回目は、国際的なスポーツの大会であるワールドマスターズゲームズ2021関西の徳島開催のオープン競技イベントを担うこととなりました。国内外のラフティングファンの皆様、みよしの皆様、ぜひチームを作って2021年の本大会にご参加ください。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

大歩危リバーフェスティバル実行委員会
実行委員長 西村 洋子

後援

国土交通省四国運輸局
国土交通省四国地方整備局
(財)吉野川水源地域対策基金
(社)阿波池田青年会議所
(社)ラフティング協会 四国吉野川支部RiverStation West-West
三好市
三好市商工会
(社)三好市観光協会
(社)日本ラフティング協会
徳島県西部総合県民局
(財)徳島県観光協会
四国旅客鉄道(株)
(株)あわわ
阿波銀行
四国の秘境 山城・大歩危妖怪村
徳島GENKIの会
エムエスアイデザイン(株)

※順不同

協賛

株式会社ベルカディア(モンベルグループ)
大歩危祖谷いってみる会
四国コカコーラボトリング(株)
徳島県建設業協会三好支部
山城町建設業協会
四国ソーシャルサミット実行委員会
徳島らーめん ふく利(株式会社スターフード)
(株)サンクスアンドアソシエイツ東四国
株式会社明和クリーン
小歩危自動車
寿司六旅館
三好コンクリートサービス株式会社
戦国武将 三好長慶 武者行列有志一同
四国ケーブル株式会社
株式会社山城しんこう
デッカーズジャパン合同会社
UCCフーズ株式会社
アサヒビール株式会社

※順不同

協力

海鮮どんぶり どん
カフェレストラン 八番館
ふくや旅館
和食処 めだかの家
学校に泊まろう! みどりの時計台DATAPRO
池田仕出しセンター
白地温泉 小西旅館
お好み焼きの店 花んらん
旅の宿 奥祖谷
弁当・仕出し なかがわ 創作料理 なか川
イタリア料理 ラ・ターボラ
民宿 旅人宿
お好み焼き 呑喜屋
ボランティア
徳島トラック協会有志
池田高校有志
山城自警団

※順不同

スペシャルサンクス

mont-bell
フォレスト&ウォーター
(有)サファリ
スッゴイスポーツ
TOPS
四国ライオンアドベンチャー
リバーアドベンチャークラブ
素猿
タオアドベンチャー
ODSS四国
HAPPYRaft
ビッグスマイル
ゴーゴーアドベンチャー
ファイトクラブ
盛山ラフティング
ナイスラフティング
ケンミラフト
豊永ガルバンゾ
リバーランプラス
リオブラボー
ラッキーラフト
ザ ブルーアース

※順不同